【蒲郡市】年末前に心をゆるめに♪塩津村の12月の工房展が心地よすぎた

蒲郡市竹谷町にある「工房塩津村」で開催されている「12月の工房展」に行ってきました。


テーマは「日々つくるをたのしむ」。

会場に一歩入ると、外の慌ただしさがすっと遠のいて、時間の流れがゆるやかになるのを感じます。展示されているのは、暮らしの中にそっと寄り添う作品たち。


道化をモチーフにした作品、日々を刻む時計、表情豊かな猫たち——どれも主張しすぎることなく、でも確かに心に残る存在です。

会場には、井崎正治さんの作品をはじめ、黒田岬さん山田太志さんの想いが詰まった作品が並び、どれも暮らしの中でそっと寄り添ってくれそうなものばかりでした。作品同士が静かに響き合い、空間全体がひとつの物語のように感じられました。

会場では、井崎正治さんから「椅子」の話も。


椅子はおしゃれなものではなく、本来は人の身体を無理なく、やさしく支えるための道具。

何気なく座っている毎日の中で、自分の身体に合った椅子に腰かけることの大切さを、あらためて考えさせられます。

この日は、かぼちゃスープやお茶、クラッカーのおもてなしもありました。

器を手に取った瞬間、ほっとして、じんわり心まであたたかくなる感じ。使われているのは、うつわや湯のみ、木のランチョンマット、スプーンに至るまで、すべて手作りのもの。
作品を「見る」だけでなく、実際に「使って」「味わいながら」過ごせる時間が、とても贅沢に感じられました。

作品を眺めながら、何気ない会話をして、時計を気にせずゆっくり過ごすひととき。

日々の喧騒から少し離れて、心がふっとやさしくなる。

展示を見に来た、というよりも、“あたたかな場所に少しおじゃました”そんな気持ちになる工房展でした。年末の忙しい時期だからこそ、少しだけ立ち止まって、こんな時間を過ごしてみるのもおすすめです。

ぜひみなさんも、塩津村の工房展にふらっと立ち寄ってみてくださいね♪

きっと心がやわらぐ時間に出会えるはずです。

2025 塩津村 12月の工房展

日々つくるをたのしむ

12月11日(木)~21日(日)

13:00~18:00

「2025 塩津村 12月の工房展」はこちら↓

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